2018年08月05日

「こいつ大きくなりやがって~」

「こいつ大きくなりやがって~」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~


盛夏をにぎわす蝉の鳴く
廃校の校庭にて

時は経てども、夏休みの宿題は、
序盤戦が勝負というものの
ここは、やはり後半のラストスパートに懸けるか
追い上げ及ばずも・・・
これは考えてはいけない

豪雨、台風と荒れた夏休みの入り口であったが
落ち着きを取り戻したい

小学生のころを想いかえしてみても
泳いでいたことしかうかばない

毎週、開催される大会に出場し続けてすぎていく

今はというと、
子どもたちの送迎、応援でなにもかわっていない

これはこれでいいのだが、
なにかなかったかと蝉の鳴き声に耳を澄ます
50歳を前にして、運動しなければと日々、誓うものの進まない
あの真っ黒に日焼けした少年時代は、何処へ

運動を行う時間は、見つけづらいのであるが
幼いころから続いていることの一つ
本を読むこと
読書感想文には随分と手を焼き
あらすじばっかりの考察無し
ただし、読むことはすきだった

なぜ、読書習慣が身についたのか
図書館、本屋とせっせと通うようになったのか

当時、時々、訪れる祖父宅
話題は、歴史にはじまり盆栽へ
いろいろ、話たかったんだと思う

そんな祖父であるが、
いつも帰り際に紙袋に詰まった本を手渡される
突然の訪問においても必ず、
帰り際には、紙袋に本である

中身は、さまざまであるが、きっと私が帰ると
次の訪問に備えて買いおいてくれていたのだろう

豊かな話題と本につられてすごした祖父のこと

我が家の子どもたちは、
風呂上がりに脱衣室に座り込み読書に勤しむ

そんな背中を眺めつつ、想いかえす、お盆の前である

そういえば言ってたなあ、いつも会えば

「こいつ大きくなりやがって~」


「こいつ大きくなりやがって~」



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