2020年06月07日

「助け合うということが大きな道徳 司馬遼太郎」

「助け合うということが大きな道徳 司馬遼太郎」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~


家庭で過ごす時間が増し、

各々の過ごし方がみえてきました。

パソコンに向き合い在宅ワークと思いきや

ネットサーフィン、

ポチッと買い物、

ゲーム、

身体を動かそうとするも、

そもそも普段から動いていない。

ここは、これまでの積読を開いてみましょうか。

振り返れば、

幼いころから、本に接してすごしてきました。

ひとつのきっかけは、

祖父宅へと訪問すると、

必ず本が用意され

持ち帰り読んでいました。

その時々の

私の発達に合わせたもの、

時にはちょっと背伸びしたものなど。

童話、生き物、自然、化学、歴史など、

ジャンルは様々でありました。

当時、

書店の紙袋の封を開け、

その中を初見するのは、

とても楽しい出来事でした。

そして、その書物を

1枚、1枚と

ページをめくること、

わくわく、どきどきは、

まるで、

知らない未開の地を探索するようでした。

きっと

用意する祖父は、

そうした私の様子を予見しながら

楽しんでいたことでしょう。


ここで、

新型肺炎コロナウイルスの感染予防に努め、

これから歩まねばならぬ

未開の新たな生活に向けて、

小学校の教科書にも採用され、

多くの人たちに親しまれた、

司馬遼太郎著

『二十一世紀に生きる君たちへ』、

同書において司馬氏は、

以下のように述べています。


人間は、社会をつくって生きている。

社会とは、支え合う仕組みということである。

《中略》

このため、

助け合う、ということが、

人間にとって、

大きな道徳になっている。

助け合うという気持ちや行動のもとは、

いたわりという感情である。

他人の痛みを

感じることと言ってもいい。

やさしさと言いかえてもいい。



「助け合うということが大きな道徳 司馬遼太郎」





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