2019年11月03日
「しょっぱい あせ」
「しょっぱい あせ」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
朝から園庭を駆け回り
大粒の汗をかいた子どもたち。
「しょっぱい」
「からだのなかに塩がはいっているの」
「しょっぱくない」
「しょっぱくない子もいるんかな」
自分の汗が、しょっぱいことから、
体に塩が入っているのかと疑問に思い、
その言葉に友達も、疑問、共感し考え始めた。
自ら不思議さを感じた、子どもの言葉を聞き、
日ごろの保育を振り返る。
こちらの学んでほしい気持ちを
押しつけてはいなかったか。
子どもの不思議、発見を
閉ざしてはいなかったか。
子どもたちの一言から学ぶことが多い。
これからも
子どもたちの不思議、新しい発見に寄り添い、
不思議をふしぎと思えるよう育みたい。

2019年10月06日
「品位・情熱・結束・規律・尊重」
「品位・情熱・結束・規律・尊重」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
大河ドラマに始まり、
水泳世界選手権、陸上世界選手権
そしてもちろん
只今、日本開催中のラグビーワールドカップ、
2020オリンピック東京開催も迫り、
ますます、スポーツ、
競技力向上へと期待が高まる。
保育園の園庭で、
子どもたちと駆け回りながら、
未来のトップアスリートの姿を重ねてみる。
就学前のこの時期、
遊び、生活をとおしてしっかり身体を動かす。
楽しさ、達成感、協同、体感するなかで
運動習慣を身に着ける。
大人になって、
『ちょっと運動しないといけないなあ』、
『病気、介護を予防したい』、
『だけど運動するのはちょっとなあ』
なにやら面倒な気分、
ここは幼児期の運動習慣が、
大きく影響している様子である。
将来の生活習慣病予防のために、
子どもたちに運動することの楽しさを伝えていこう。
ラグビーでは、性別、体格を問わず
それぞれの能力に応じたポジションが得られ、
戦いが終わればノーサイド、
敵味方なく皆、仲間として称えあう。
ラグビー憲章における
『品位・情熱・結束・規律・尊重』
実社会において意識したい。

2019年09月01日
「なんとかならんかなあ」
「なんとかならんかなあ」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
まだか まだかと想いを寄せ
待ちに待った2020東京オリンピック
我が家でも、家族の期待を一身に背負い
第一次申し込み抽選へエントリー
ついつい、観戦費用と競技内容に欲を張り
人気競技の決勝、最高のパフォーマンスを
長時間みられるものをそして、良いシートで
なんて欲を張ってみた
人数分の請求書がきたら、どうしよう
そんな私の思いは、家族は知らない
パソコンにて申し込み操作をする際から
すでにプレーする選手たちの姿が脳裏に浮かんでくる
もちろん、そこに観戦する自身を投影させる
どうやら詐欺もあるらしい
焦って振り込んでもいけない
申し込んだだけで、ここまで、気持ちを高揚させるものか
『厳正なる抽選を行いました結果、誠に残念ながら、
申し込みいただいたチケットをご用意することが
できませんでした。』
そこへ、公式な結果通知、無論、詐欺ではない
このようなお気持ちであった方
きっとたくさんおられるであろう
もちろん、追加抽選へ再挑戦
家族の要望、調整も忘れてはならない
結果を待つうえで、観戦すらままならない我が家
オリンピック出場を志願し、
選考会へと出場する選手たち
チケット抽選へのプレッシャーとは、雲泥の差であろう
ただ、思いは一つ GO TO TOKYO
日々、真っ黒になりながら
運動に励む我が家の子どもたちへ
父の抽選に期待するより
『出場してくれたらいいのに!』

2019年08月04日
「分身人型」
「分身人型」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
このところ
人型をとっている
子ども、おとな
世代にかかわらず
大きな大きな紙を広げ
寝転がってみる
まるまる
伸び伸び
青空に浮かぶ
真っ白な雲に
飛び込むように
好みの色を携え
やさしくクレパスを持ってみる
型取りはそおっと
髪は、ふわふわ
腕は、すらり
脚は、ながめに
リクエストに応えながら
描いてみる
出来上がった
自らの型をながめながら
色を添え
言葉を添え
想いにふける
大きくなったわたし
老いたわたし
皆とかかわりながら
今の自分に気づいていく
夏真っ盛り
新たな自分に飛び込んでみよう

2019年07月07日
「くろくひかる あれ」
「くろくひかる あれ」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
七夕らしい話を考えてみるも
浮かんでくるのは
くろくひかる あれ
幼いころから夏の昆虫といえば
かぶとむし
麦わら帽子に虫網持って
野山を探してみたことか
そんな「かぶとむし」が
我が家にやってきて
早くも3度目の夏を迎えようとする
大きく反り立つ角をながめていると
わくわくしてくる
子どものころは、そうした力強い
成虫を眺めていたもの
秋口に亡くなっていくその姿を
さみしく見送ったもの
さてそれが、今や
卵、幼虫、さなぎと
秋から冬、そして春、夏へと
成長を続けるではないか
知人へ幼虫を送ろうとすると
ご家族の猛反対にあったり
さなぎをプレゼントすると
孫が喜んでなあと
孵化した話を楽し気に語られたり
話題は尽きぬ
ここに至るも冬場に土を取り換え
これが、かぶとむしのうんちかと
大きさに驚愕し
ずいぶんと、かかわりを持ってきた成果か
何事も目に見えないところこそ
丁寧にかかわりたいもの
さあ、夏本番、くろくひかるといいなあ

2019年06月02日
「雷」
「雷」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
ドン・ドン・ドン
開催が決まるや
よーい ドン
いざ出陣
子どもたちが学校へ向かへば
保護者だって
よーい ドン
色とりどりの好物に満たされたお弁当を携え
観覧席の場所取り、テント張り…
ひと昔?前は、会場トラックを囲う
ピクニックシートに座り
日中、我が子から、お友達、全校生を応援する
今や、会場周辺に日除けテントを張り
我が子の出番になると出掛けていく
さながら、フェス会場の
色とりどりのテントを想起させる
聞こえてくるのは
Queen
『We will Rock You』、
『We Are The Champion』
ラグビーワールドカップ日本開催からか
ALL BLACKS
『Haka』
さあ
健康 運動と盛り上がるところですが、
熱中症対策は万全に

2019年05月05日
「今・あと」
「今・あと」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
桜吹雪に酔いしれ
勇壮に空を舞う鯉のぼり
身にまとう菖蒲のさわやかな香り
邪気を払い勝負に勝つ
健康への意識は自ずと高まる
2020東京オリンピック
チケットの申し込みが始まる
大会スケジュールを眺めつつ
活躍する各国の選手の姿が浮かんでくる
本番を見据え
競技により、予選がはじまっているそう
選手たちのコンディショニング
記録、時間、距離、重量…
スポーツを取り巻く測定
競技へ向けた取り組み
進行中の競技
今、何分
あと、何分
今、何km
あと、何km
同じゴール、同じ距離
目指すところは同じだが
今・あと
そう加算式なのか、減算式なのか
国や選手によって、とらえ方もそれぞれ
さあ皆さんは、どちらでしょうか
今からが勝負

~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
桜吹雪に酔いしれ
勇壮に空を舞う鯉のぼり
身にまとう菖蒲のさわやかな香り
邪気を払い勝負に勝つ
健康への意識は自ずと高まる
2020東京オリンピック
チケットの申し込みが始まる
大会スケジュールを眺めつつ
活躍する各国の選手の姿が浮かんでくる
本番を見据え
競技により、予選がはじまっているそう
選手たちのコンディショニング
記録、時間、距離、重量…
スポーツを取り巻く測定
競技へ向けた取り組み
進行中の競技
今、何分
あと、何分
今、何km
あと、何km
同じゴール、同じ距離
目指すところは同じだが
今・あと
そう加算式なのか、減算式なのか
国や選手によって、とらえ方もそれぞれ
さあ皆さんは、どちらでしょうか
今からが勝負

2019年04月07日
「涙」
「涙」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
春の訪れを感じさせる
潮風を感じながら
行きかう大小の船を眺めつつ
人々を重ね合わせてみる
これからのはじまりを期待させる
新人職員のみなさんと
瀬戸の浜辺を散策してみた
幼いころからの夢を描きたどりついた
家族、先生のすすめ
きっかけは、さまざまであれ
この春への想いに恋われる
遠く故郷を離れた者も
中島みゆきさんの『春なのに』では
暖かく、晴れやかな春のなか
別れ、涙が想起される
新たな職場、学校、生活環境の変化
心身の健康を願いながら
寄せては返す瀬戸の波間に
ためいきまた一つ
笑顔に変えて

~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
春の訪れを感じさせる
潮風を感じながら
行きかう大小の船を眺めつつ
人々を重ね合わせてみる
これからのはじまりを期待させる
新人職員のみなさんと
瀬戸の浜辺を散策してみた
幼いころからの夢を描きたどりついた
家族、先生のすすめ
きっかけは、さまざまであれ
この春への想いに恋われる
遠く故郷を離れた者も
中島みゆきさんの『春なのに』では
暖かく、晴れやかな春のなか
別れ、涙が想起される
新たな職場、学校、生活環境の変化
心身の健康を願いながら
寄せては返す瀬戸の波間に
ためいきまた一つ
笑顔に変えて

2019年03月03日
「梅 桃 桜」
「梅 桃 桜」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
あたたかな春を予感させる
梅 桃 桜
各々の樹々を眺めながら
春に想いを馳せる
卒業、入学、就職…
新たに生活をスタートさせる方も
多いことだろう
じっと耐え忍んだ冬もあったことだろう
いやいや極寒だったということもあろう
「きっと春がくるよ」
なんて言われてみてもなあ
気づけば力をぐっと溜めて皆、
開こうとするではないか
つぼみをふくらませてよし
花をさかせてよし
花びらを風にゆだねるもよし
これからの人生が花に重ねて
あれ?これ梅?桃?桜?
こんなことありませんか
咲く順番は?
およそ、咲くのは、梅、桃、桜の順
花びらが、丸いのは梅、
先が尖っているのは桃、
先が割れているのは桜
梅は、花が咲いている時は
葉が姿をみせず
桃は、花と一緒に葉がみえる
桜は、枝からはなれて
花柄に花を咲かす
おだやか春の訪れ、
新たな生活を迎えつつ、
そっと眺めてみませんか
皆さんは、
梅?桃?桜?

2019年02月03日
「始まった、介護に関する入門的研修」
「始まった、介護に関する入門的研修」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~
近年、顕著である介護人材不足。
ささやかれる介護労働の深刻さ。
介護福祉士養成校における定員未充足。
とても想いだけでは、つづけられない。
果ては、他業種への転職。
そうした、行く末を案じる中、始まった、
『平成30年度介護未経験者向け介護に関する入門的研修』。
昨年末より、香川県内6会場において実施。
『集まるのか』
『どんな人たちが来るのだろう』
様々な、思いが交錯する中、
年度当初より、準備をすすめてきた。
そんな、私達の不安を一掃してくれたのは、
何よりも研修を受講された方々の
熱意ある勤勉な姿勢であった。
定員を満たすほどの応募が得られ、
その受講動機も、
『家庭内の介護を考えて』
『就職に備えて』
『介護に関する疑問を解消するために』…
世代を超えて学ぶ時間となった。
3日間、21時間の短時間ではあり、
伝えたいことは多くあるが、
限られた時間の中で講師陣も奮闘した。
こうした時間をすごしてみると、
巷でささやかれる介護のネガティブなイメージを
吹き払うかのようであった。
受講された皆様の今後、
各界におけるご活躍を期待するとともに、
とても明るい年明けとなった。
2019年、新たな介護元年となるように願う。
