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Posted by あしたさぬき.JP at

2018年02月23日

「授業仲間」

「授業仲間」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~



守里苑PODカレッジで
茶道の授業がある。

そこで、1人の生徒が
おやつにガムを配ろうとしていた。

他の生徒から
授業中にガムをかむのはマナー違反と
たしなめられた。

すると、
ガムをかむには、意味があると
得意げに言い出す生徒。

その意味とは、
唾液が多くなり
インフルエンザの予防になる!?
というのだ。
(注意:テレビの情報です)

それでも、
「授業中はいかんな」と反省をしたあと、
授業中は皆、真剣に取り組んでくれた。

授業が終わり休憩時間に
皆から責められるのではないかと
心配になり様子をうかがうと、
その人の周りには
インフルエンザ予防の話を聞こうと
人だかり。

病気や年齢に関係なく
きちんと授業に取り組み、
そして授業が終わった後は
こちらの心配をよそに
仲の良い姿。

これこそが、
仲間なんだろうなと、
うれしく思った時であった。



  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)介護編

2018年02月16日

「跳べたね、すごいね!」

「跳べたね、すごいね!」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~



最近所庭で見かけるのが
ロープを使った遊びです。

もともと5歳児の
クリスマスプレゼントだった
縄跳びが発端でしたが、
1人だけでなく、
何人かの子どもたちと
一緒に遊べるロープへと
興味が移ってきました。

柔らかな素材の
太めのロープで、
ヘビのように
にょろにょろと動かして
その上を飛び越したり、
地面から少し離して
ジャンプしてまたいだり、
もう少し高くして
その下をくぐったり。

電車ごっこや綱引きにもなります。
ここ数日は長縄跳びに挑戦中で、
3歳から5歳までの子どもたちが
集まっています。

保育士が回し手となって
ぐるぐると回す中に入って1回、2回……
と跳ぶのですが、
最初はタイミングがつかめず、
ロープが目の前を通り過ぎたら
入って跳ぶということに
根気強くトライしたのです。

1人が2回挑戦できるルールで、
1回目が跳べなかった
3歳のあおちゃんが
2回目に跳べたとき、
5歳のこうちゃんは
「増えたやん!」とうれしそう。
4歳のそうくんが100回跳んだとき、
同じクラスのるきちゃんは
「うちのそうちゃんはすごいやろ!」。

苦労して跳べた姿に
激励の声をかけ、
友だちのすごさを素直に
喜ぶ子どもたちに、
遊びへの充実感とともに、
友だちを認め
共感できることに感動したのです。



  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)介護編

2018年02月09日

「元気!」

「元気!」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~


高齢者施設の利用者と、
隣接してある保育所の園児と
交流を行っています。

利用者の方が保育所を訪れると、
子ども達が元気よく
「おはようございます!」と
挨拶をしてくれました。

朝は、眠たい思いや、寒いなぁと
私たちは感じるところですが、
園児は元気!


一緒に遊んだりしている最中、
元気よく遊ぶ男の子の園児を見て
「危ないよ」と注意をする利用者もいれば、
「元気やねぇ!」と
ニコニコしながら見守る利用者と、
反応はさまざま。

ふと見ると、
女の子と一緒におままごとをしたり、
穴を掘ったりと、
いつの間にか一緒に遊んでました。

園児の方から
「また来てね!」と言われて、
うれしそうに手を振ってお返事。


毎週、園児に会うので、
今度はどんな表情を見せてくれるのか、
私たちも楽しみ。



  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)介護編

2018年02月04日

「Because it is there. 」

「Because it is there. 」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~


細った足を眺め
肥えた腹を眺め
今年こそは
今年こそはと
食と運動について考えている

正月から、駅伝、冬季オリンピックと
話題には事欠かず
周囲を見渡すと
早朝からの散歩、水泳、ヨガ
健康を超越したウルトラマラソン

過酷なロングトレイルの話題を耳にすると
興奮と興味が湧きあがる

「なんで そんなことするん」
「えろう ないんな」

ここで一考
かつて、エベレストに初登頂したとされる
イギリスの登山家ジョージ・マロリーが発した
「Because it is there.」
(日本ではよく、「そこに山があるから)と訳)

さあ、春の節分
季節の変わり目、「鬼は外、福は内」
「豆」は「魔滅」に通じるそうな
恵方に向かって太巻きを丸かぶり
一本食べ終わるまで、口をきいてはいけないとも
またしても、理由をつけては、食べ続けることに
それもしかたあるまい

「Because it is there.」

受験生の皆さん、
よいことありますように。



  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)健康新聞

2018年02月02日

「雪が降ってきた!」

「雪が降ってきた!」
~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~


保育所の庭の「川」こと
ビオトープはもちろん、
近くの本物の川の表面も氷に覆われるなど、
最近は寒い日が続いています。

そんなある日の午後、
強い横風にあおられて、
大粒の雪が
保育所に吹き付けていました。

お昼寝が終わり、
3時のおやつを食べたころだった保育所では、
「雪や~!」の声が
それぞれの部屋から聞こえてきました。

0歳児の部屋でも、
白く舞っている雪を見つけた子どもたちは
部屋の南側の
大きな窓の近くに集まり、
透明なサッシ窓に顔をつけて
不思議そうに、楽しそうに、
白いものが舞う景色に見入っています。

なかには寒いけれどベランダに出て、
頭やほほに触れる雪を触ろうとする子どもも。

「うき~」
「ゆち~」

などの言葉が聞こえてきました。
そうだね、雪がふってきたんだよ。
「ゆき」って言葉も知っているんだね。

日々保護者や保育士の声を聞き、
言葉を蓄えている子どもたち。

0歳の子どもの中には、
初めて雪を見た子もいたのかもしれません。

例年より寒い今年の冬、
雪の降る日はあとどれくらいあるかしら。

たくさん積もれば、
感触を楽しんだり
雪だるまを作ったりもできるね。

小さな自然の移り変わりに
気づくのも一つの経験。

一瞬一瞬を大切にしたいものです。



  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)介護編