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Posted by あしたさぬき.JP at

2014年10月03日

「はためく旗のもとで」

「はためく旗のもとで」

「見に来てよ」
「走るんで」
「大きな声だよ」
「○○くん、写真撮りに来んの」
連日、練習のたびに
話してくれるエピソード
先週の親子遠足の余韻も醒めやらぬまま
今週末は、運動会
豊かな表情であらわしはじめた子どもたち
ゆっくり
しっかり
歩みをすすめる
その一歩一歩を
踏みしめながら
今年は、広いグラウンドで開かれるようだ
歩みの頭上を見上げると
なにやら
たくさんはためく
9月に入り
全身



さまざまな色に染まりながら仕上げてきた
0歳児は、0歳児らしく
6歳児は、6歳児らしく
いろんな色があっていい
いろんな模様があっていい
色、模様に意味があり役割がある
それは子どもたちも
同じこと
保育所、家庭、地域…
いろんな色があっていい
いろんな模様があっていい
色、模様に意味があり役割がある
さあ走ろう
さあ踊ろう
みんなの旗のもとで

10月4日
保育所運動会
内田医師講演会

10月5日 
専門学校 説明会



  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)教育編

2014年09月26日

「漕ぐ」

「漕ぐ」

いつも自転車に乗って走り回っている彼
夏の日差しにより
真っ黒に日焼けした頬に白い眼
今日も、授業を受けに自転車を漕ぐ
そんな姿を見せてくれることがなにより
うれしい
彼のことを少しばかり紹介
幼いころより自宅を離れて生活
中学卒業と同時に調理の仕事に就く
慣れない環境のもと
一生懸命
仕事を覚えようと努力した
美味しいと言ってくれる人がいる
一緒に働いている仲間がいる
今では、彼の作る料理を心待ちにされている
今夜のおかずは何だろう
彼が、凄いのはここから
定時制の高等学校へと向かう
昼間、仕事に疲れたなか
赤く眩しい夕日に押され
今夜も、授業を受けに自転車を漕ぐ
はやくに自宅から離れざるを得なかった

自ら考えたこと
昼、働くこと
夜、学ぶこと
さまざまな学びの形があっていい
そこには、さまざまな背景がある
彼をみていると
ゆとりのある暮らし
たやすく進んだ進路
同じ年頃の青年たち
労せずすぐに手に入れられたこと
これらは、すぐに役立たなくなるのではないか
人より回り道をしてみる
時に寄り道
目標にむかって自ら考えすすむこと
きっとそこには、一生役立つ学びの力があるだろう
今日も、ペダルを漕ぐ脚に力が入る

10月4日保育所運動会
もみのき幼稚園 内田医師講演会
10月5日 専門学校説明会



  

Posted by syuri at 07:30Comments(0)教育編

2014年09月19日

「まずは、地元から」

「まずは、地元から」

秋の気配をいたるところで感じられるようになってきた。
涼しくなった気候のもと学習に身が入ることだろう。
この頃になると、進路に関する問い合わせが増してくる。
訪問先であり、電話であり。
将来の夢をかなえるために、行き先を考える。
とても楽しい作業だ。
何が、あるんだろう。
美味しい食べ物は?
観光に行こう。
在学中に、八十八ヵ寺、まわりたい。
どこの、うどん屋がいいですか。
気になる。
気になる。
どんな先生が、いるんだろう。
実習って、なんだ。
入学後に、金毘羅さんの階段を駆け上がったって本当?
毎日、野菜を運んでくる名産地学校長 いや名物学校長がいるらしい。
園児と流しそうめんしたらしい。
食事時になると、階下のお年寄りが、美味しい料理を振る舞っているらしい。そこには、明るい話題をそえて。
いろんな声が聞こえてくる。
もちろん
「看護師になって、地元に帰りたい。」
「幼いころ通った、保育所の保育士になりたい。」
「介護福祉士になって、祖母の介護を手伝いたい。」
それぞれの夢が聞こえてくる。
我々にとっても、とても楽しい季節である。
夢はもう眼の前。
友だち、先生との出会い。
専門の講義。
実践の場となる実習。
そして、国家試験。
すぐに、その夢をかなえることは遠いかもしれない。
ただし、在学中、そして卒業、就業してから役に立つ学ぶ力をつけよう。
あせらず、じっくり寄り道をしてみよう。
書物の中のこと、講義で学んだことを体験しよう。
しっかり調べることも忘れずに。
そして、最後に決めるのは、自分で考えること。
すぐに役立つことが、たやすく手に入ることはない。
一生役立つ、学ぶ力を一緒に身につけよう。
お問い合わせの中、最も多い言葉「まずは、地元から。」
ただいま専門学校 願書受付け中

十月四日
保育所運動会
内田医師講演会


  

Posted by syuri at 07:00Comments(0)教育編

2014年09月12日

「歩」

「歩」

耳を澄ましてみる
なにをやっているんだろう
気になって
そっと近づいて見る
声をだしたり
動いたり
いろんな隊形があるんだな
楽しそうだったから
ちょっと
真似をしてみる
「ちっがぁうよ〜!」
すみません
なにかが違うらしい
いや彼らからみると
まったくか
春からこれまで
歌の練習に取り組んできた
今、運動会に向けて
新たな動きが加わった
それぞれの年齢のなかで
とても大きな成長をみせてくれた
子どもたち
鉄棒・跳び箱・マット・舞踊・・・
いろんなことができるようになった
私のお気に入りは
はいはい
立ち上がり
一歩一歩の歩き始め
はっと見せてくれる
一瞬の立ち上がり
ゆらゆら
バランスをとりながら
歩をすすめる姿
やったあ
「歩いたあ〜」
思わず抱きしめたくなるが
待て待て
驚かしてはいけないな
そっと見守ることとする
君の未来への第一歩
その小さな一歩が
先の大きな一歩となるだろう
さあ歩きだそう

9月15日 専門学校説明会
10月4日 保育所運動会   内田医師講演会 


  

Posted by syuri at 09:40Comments(0)教育編

2014年09月05日

「凛」

「凛」

初秋の風とともに聴こえてくる鐘の音
秋祭りの練習に励む
はじまったばかりの秋
田畑を眺める
しっかり実った稲穂
真夏には、見られなかった
登校する子どもたち
稲穂と子どもの姿がかぶってみえる
秋の収穫を祝いつつ
自らの実りもそっと願う
日差しを浴びた学生たちが帰ってきた
皆、思いあふれる夏をすごしたようだ
ひと夏が、大きな成長をもたらすとき
今、何ができようか
いつの日か
重く頭を垂れる
実の詰まった
稲穂となるように
ここで話を専門学校にもどそう
ステージでは、看護学科の先生達が
なにやらポージング
いまさらそんな
それを見つめる教職員
いったい何事か
園児のために、またまた催しを仕掛けてくれるのか
いつにも増して
凛とした表情
粛々とした振る舞い
キャンドルまでが
その場の空気を高めるかのように
誓いの言葉が
いっそう厳かに
その場を引き締める
まてよ
キャンドルサービスは
お泊り保育で手作りしたし
今回、肝試しは無し
誓いの言葉って
何?
えっ!
『ナイチンゲール誓詞』
看護学科1期生 まもなく宣誓式

9月15日 専門学校説明会


  

Posted by syuri at 18:00Comments(0)教育編

2014年08月29日

「しずかな夜」

「しずかな夜」

ただ今、深夜零時保育所では、お泊まり保育中。
先ほどまでの喧騒をよそに、穏やかで静かな夜をすごしている。
日中、はしゃいでいた子どもたちも、今は、あどけない寝顔を見せる。
明日の朝は、どんな顔を見せるだろうか。
ここで、一日を振り返ってみる。
登所時より、気分は上昇、皆、何かを期待している。
家族との別れも、大人が想像するような泣き別れも見られず。
なんだか、たくましい。
むしろ、保護者のほうが、寂しげな様子。
お泊まりの荷物を手渡し、職場へと向かう姿が印象に残る。
お昼をすぎると、もはや気分は最大値。
たまねぎ、にんじん、とうもろこし、野菜をきざみテーブル拭き、食器の準備いつにも増して、手際よい。
「はよ、炭に火つけんの?」
あっそうだった。炭係だった。
赤々とゆれる炎を眺めながら子どもたちの顔を眺める。
「ええ、においしてきたで。」
「お肉、お願いします。」
なんて、声に押されて焼き焼き。
そして、待ちに待った
すいか割り。
一人ひとりの竿を振る姿を忘れません。
力いっぱい、振り下ろす。
なかなか、割れないんだな。
すいかって、強いな。
やがて暗くなるとゆらゆらと、キャンドルの灯りが灯る。
この日のために手作りしたね。
どこかから
「ハッピー バースデー」
そうだ、キャンドルといえば、皆そうなんだな。
輪の中の、ほっとした時間の流れ。
夜は、続く。
真っ暗な保育所で肝試し。
「なんちゃ、こわないけん。」
「あそこにおったで〜。」
最近の妖怪ブームで慣れてるのか。
来年こそは、きっと…
さあそろそろ、眠る時間。
絵本のなかに引き込まれるとき
そっとゆっくり
「おやすみ」


  

Posted by syuri at 08:40Comments(0)教育編

2014年08月22日

赤と緑そして

「赤と緑そして」

そこにある無数の赤と緑。
ときに淡く、薄く。
散りばめられた黒い粒。
夏になると気になる。
小さいころから手塩にかけ、朝夕と顔を見に行く。

色白で、小柄なころから、誰かにとられやしないかと心配し。
大きくなるのを心待ちにする。
丸く大きくなった姿をみると
なんだか、微笑ましくもある。

ずっしりと重くなった体躯を両手で持ち上げてみる。
そっと撫でてみたり。
ぽんぽんとたたいてみることも。

きっと詰まっているに違いない。
はたから見えぬ中を想像していみる。
甘いんだろうな。

さまざまな思いが交錯する。
学校長と話しているといつも飛び出す作物の話。
そこは、医療福祉の話もね。

生き物を大切にする姿勢は、人であれ、作物であれ伝わるもの。
周囲には、話しが訊きたくて、多くの人が寄ってくる。

一人ひとりを丁寧に育てる。
そこには、いい色と味がうまれる。

教員も学生も、真夏の日差しを浴びながら、
その先にあるものを探し磨きゆく。

この夏の出会いを大切に、春に望む。

ただいま、専門学校開放中。
看護・介護・保育に触れるもよし。

そんなことより、学校長の農園で採れたすいかを早く食べようよ。

夏の忘れ物を取りに専門学校へ。
そのにはきっと、春の種がある。

 
 専門学校開放週間 ~8月18日から8月23日~

赤と緑そして



  

Posted by syuri at 14:46Comments(0)教育編

2014年08月15日

「生きること。」

「生きること。」

~心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて~

・出会うこと
・家族とすごすこと。
・旅行すること。
・食べること。
・呑むこと。


なんだか難しい。
先週行われた「みちしるべコンサート」でも尋ねてみた。
答えは、いろいろあっていい。
ただ、漠然と過ごすことなく、時々、立ち止まって考えてみたい。
「生きること。」
あなたなら、どのように答えるのか。
自分にとって、生きるとは。
産まれいずる意味とは。
各々の生に価値あること。
自身の存在に悩む人も多い。
それ故に考えてみたい。
私は、こう答えようか。
「時をすごすこと。」
いかにこの時をすごすのか。
自分のため。人のため。
地域のため。
役割があり、それが役にたつのなら。
ただ少しだけ許されるなら、自分本位にすごしたい。
力をぬいて、ゆったりすごそう。
本当の自分探し。
随分と時間がたったなあ。
子どものころと、変わらない自分に気づく。
あのころの夢。
今の自分。
すべてが本当であり、積み重なった時間。
これから何をなそうか。
家族とすごす時間が増すお盆、今日は終戦記念日、ひとつ考えてみませんか。
「生きること。」
専門学校開放週間 8月18日から8月23日
ここから夏がはじまる。


  

Posted by syuri at 06:00Comments(0)教育編

2014年08月08日

「みちしるべ」

「みちしるべ」





  

Posted by syuri at 06:00Comments(0)教育編

2014年07月22日

「ここだよ。」

「ここだよ。」   

 「ここだよ。」
 「ここだね。」

 夏日のかがやきのもと
 しっかりと根をはり
 枝葉を茂らせた一本の木
 いつの日からか
 子どもたちが我先にと競い登るようになった。
 てっぺんから何が見えるのか
 そこに何があるのか

 『こんな高いところまで登れたよ。』
  『きっと自分だけだろう。ここまで登られるのは。』
 たくましくなった手足をつかって
 ぎゅっと掴み ぐっと踏ん張る
 枝が折れたって怖くなんかない
 理由なんかない
 そこに木があるからさ
 さあ、降りよう
 やさしい 友だちがいる
 見守ってくれる おばあちゃんがいる

 そっとさしだした手
 「ここだよ。」
 すっとのびた脚
 「ここだね。」

  文月二六日 保育所夏の催し
  葉月 八日 テレビでおなじみの お医者さんのお話
          専門学校の話も聞けるらしい


  

Posted by syuri at 10:28Comments(0)教育編