社会福祉法人守里会 新聞連載コラム

「近づくんだなあ…」
～心に積み重なる様々な出来事をこのコラムに寄せて～

このところ

各地で「1000日」の文字を
目にするようになった。


どうやら

2020年
東京オリンピックへの
カウントダウンの様子である。


アスリートにとって
夢の祭典である。


まてまて



祭りにして出場することにより
夢を叶えたとするなら

金メダリストにはなりえない。



開会式
競技日程を目論見
決勝の舞台を想定し

すでに逆算されたスケジュールに
身をゆだねている世界中の選手たち。


もちろん、ハードな地域
国内予選を勝ち抜いたものにしか

そのステージは
用意されない。


それゆえに
国内予選を突破した途端
力が抜けたように見受けられることも。


出場することが目標なのか。

決勝進出なのか。

メダリストなのか。

そこはやはり
金メダリストなのか。


このようなつぶやきを記している筆者以上に

自らの世界での位置
国内での位置を
知っている

彼ら。



幼いころからの夢を
一段でも高くかなえてほしいと願う。



おっと

身近な「1000日」を
忘れてはならなかった。


3年制看護師養成校へと
今春入学してきた学生の皆さんへ。


入学と同時に
国家試験へのカウントダウンが始まっている。


3年生に至っては
すでに100日が目前に迫ってきた。


ここはやはり
金メダリストにならって

国家試験合格へのカウントダウンより
その先の社会で活躍する看護師を目指そう。



ナイチンゲール像から灯した
キャンドルの灯火が映し出された眼は

とても澄みわたった輝きをみせていた。



さあ

はじめての実習へ
第一歩の歩み。